私の政策

仕事の質が変わる時代を見据えて対応する

 新しい産業革命が今、起こっています。東京オリンピックが開催される2020年以降には翻訳や通訳、医療診断などの自動化も視野に入ってくるでしょう。目下、看護・介護、建設、物流、サービスといった分野での求人難が深刻になってきていますが、仕事の質の面でも大きく変わっていくということです。私は雇用対策に取り組み、国の恒久的な制度として求職者支援制度の実現を果たしました。現行の20世紀型の政策は時代に合わなくなっているので、今後は新しい時代に対応できる働き方の政策を提案していきます。

 さらに、私は、「社会的課題解決型国家」を目指します。我が国は介護負担を軽減するロボットスーツやアルツハイマー薬の開発で世界をリードしています。このように世界で起こり得るさまざまな社会問題を、最先端技術を開発することや、社会の仕組みを作りかえることで解決し、新しい国家モデルを提起することは、世界への大きな貢献です。

安心して結婚できる社会を実現する

 将来にわたって安定した所得が保障されないために結婚をしたくてもできない人が増えてきました。2年前の総選挙のとき、私は30代後半の非正規の高校教諭から「非正規で責任を取れないので結婚を諦めています」といわれました。正規でも非正規でも一生涯にわたって安定した雇用と所得を確保し、育児・保育の制度、社会保障制度などを再構築し、安心して結婚できる社会を実現します。

財政規律を守る
 財政破綻を避けるために、費用対効果の視点を導入し、選択と集中によって限られた国家予算を本当に必要なところに投入していきます。国民の皆さんにもご理解をお願いすることがありますが、国民との信頼関係を築き、財政規律(国の収入に見合った予算にすること)を守った予算にします。

公的年金資金はリスクのない運用に改める
 皆さんから預かった年金資金は価格変動の大きな金融商品に投資してはなりません。リスクのない運用に改めます。

新しい時代に対応できる働き方を提起する
 新時代を担う人材を養成するために、3Dプリンターやロボットの技能など先端技術を職業訓練に盛り込み、人材の高度化を図ります。

社会に役立つ最先端技術の開発を支援する
 我が国は、介護負担を軽減するロボットスーツやアルツハイマー薬の開発で世界をリードしています。このような、社会の課題を解決するための最先端技術の開発を支援します。

在宅で仕事する
 IT(情報技術)の発達で、離れていてもインターネット会議などで普段通りの仕事ができるようになりました。首都での地震による大きな人的被害を減らすためにも、在宅勤務のしやすい雇用政策や住宅政策を進めます。

食の安心安全の原点は教育現場にある
 今や家庭でもきちんとした食事が取れなくなってきて、食の面で学校給食がクローズアップされてきました。学校給食を通じ食育を進めます。

地元を活性化させる圏央道と上尾道路
 私が実現にこぎつけた上尾道路と圏央道の開通によって地域の産業振興や活性化が期待できます。沿線に農地転用をしやすくする特区を創設し民間の活力を呼び込み地場産業の育成、地域の活性化へ結び付けていきます。

農商工業者のやる気に応える拡販策を展開する
 国の支援とともに「道の駅」を整備し、地元産品の販路拡大に取り組んでいます。地元の農業、商工業者の育成に努めます。