鉄鋼会社のサラリーマン時代に、研修で製鉄所を訪れた新入社員と。(右端が大島)

サラリーマンから政治家に

大学卒業後、日本鋼管(現在のJFEスチール)に入社し、14年間製造業の社員として働いた後、38歳でソニー生命に転職し、5年間勤務しました。

北本から新宿まで電車で毎日通勤していたのですが、偶然、政治面の下のほうに「民主党が候補者を公募している」という小さな記事が目に留まりました。当時は日本経済にもまだバ­­ブルの後遺症が残っており、多くの企業がリストラを進めていました。サラリーマンには大変な時代だったのです。私が書いた小論文も「雇用対策」がテーマでした。翌2000年6月、民主党公認候補として衆議院総選挙に立候補し、43歳の初挑戦で衆議院議員になることができたのです。

私は公募というシステムによって政治の世界に入ることになりましたが、そもそも普通に暮らしている人のほとんどの方は政治家になろうとは思わないでしょう。政治家を目指す方は自己主張が極めて強い一方で世の中を良くしたいという改革のエネルギーを持った人が多く、政党が議員を束ねるのは大変です。政党が育つためには数々の試練を積み重ねながら互いの信頼関係を深め、個性的な議員を束ねる知恵を蓄えて行く必要があります。そうした政党同士が切磋琢磨し、国民の信託を得て国政を担うようになります。

私が他党も含めて政治家間の合意形成を図る際には会社生活でつちかわれた本音を見抜く能力と忍耐力が大いに助けとなっており、かつてサラリーマンとして仕事ができたことにいつも感謝しています。


きたもと幼稚園、中丸小学校、北本中学校、京華高等学校、早稲田大学法学部卒業。

日本鋼管(現JFEスチール)にて14年間勤務3年半ドイツに駐在。

その後、ソニー生命保険会社にて営業職を5年間勤める。

1999年 民主党衆議院候補者公募に合格。

2000年06月80,342票を得て初当選
2003年11月112,794票を得て二期目当選
2005年09月123,159票を得て三期目当選
2009年08月186,993票を得て四期目当選
2012年12月90,673票を得て五期目当選
2014年12月103,918票を得て六期目当選
2017年10月106,448票を得て七期目当選
2021年10月134,281票を得て八期目当選

これまでの主な役職

現職

立憲民主党企業団体交流委員長、日本アイルランド友好議員連盟、科学技術イノベーション議員連盟、経済産業委員会委員/憲法審査会委員

元職

日本鋼管社員、ソニー生命社員、内閣府副大臣、総務副大臣、衆院懲罰委員長、民主党政策調査会長代理、民進党幹事長、希望の党代表代行、国民民主党選挙対策委員長、国民民主党埼玉県連代表、立憲民主党組織委員長、立憲民主党埼玉県連代表

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与党を経験して

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